坂越大道一人歩き〜旧坂越浦会所

旧坂越浦会所の玄関の隅にある、石版に目が留まった。

石版には、日本人の心を表すかのような、旅人への美しいメッセージが書いてあった。「歩という漢字は少し止まると書く。たまには立ち止まることも大事です。ぜひ入って休憩してください」感動したのでトップバナーに使用。中からおばさんが出てきた。「どうぞ、入ってください、休憩してください」

玄関の土間には、美しいメッセージの石版と箱庭が、何箇所かにディスプレイしてあった。「ツバメさん、いらっしゃい」心の美しい人が作成したのだろう。久々に、いい言葉を聞いたなぁ…

「悲しく涙しても、いかっておこっても、悲しく涙しても、一日は過ぎる。おもいっきり笑って、幸せを呼ぼうよ!」

「誰にでも心の中に、大切な思い出の箱がある」…そうや!そうなんですよ…!それらの短い言葉に込められた、人の心の温かさを。それは殺伐とした現代社会、無機質な空間に生きているうちに、我々が忘れてしまっていた「日本人の心」だったのだ。人生のありがたい言葉を読み、冷たい茶をよばれた。他にも観光客がいて、管理人のおばちゃんが説明してくれたのだが、忘れてしまった。この町屋内は見学できる。

2階の窓から見た風景。この町屋もかなり天井が低い。ふすまを通るときは屈まなければならない。

昼寝をする部屋。天井に頭がつかえるほど低いのだ。「頭上注意」

昼寝部屋から見た和室。

この階段は使用していない。かなり小さい階段だ。やっぱり昔の人はかなり小さかったようだ。

格子の窓。

大木の梁を生かした和室。

1階。古箪笥。

台所の屋根の骨組み。記帳をして、出た。坂越に来て、良かった。美しい風景だけではない。「心」を、ありがとう…